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話のネタ - 最新エントリ
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最新エントリ
2008/07/04
カテゴリ: 肴町・盛岡・岩手 : 

執筆者: maruden-net (9:34 am)
先日の盛岡経済新聞さんの記事を見ていると、非常に興味深い記事が掲載されていた。何でも、盛岡市役所が発行している「もりおか暮らしの便利帳」が市内全戸に配布されるというものである。

 詳細については記事をご覧頂きたいのだが、今回の話が非常に注目されるのは、今回の印刷及び配布に係わる経費が0円で済んだというもの。記事によると従来は2000万円ほど掛かっていたのだとか。
 主な変更ポイントとしては、1. 今までは盛岡市への転入者を対象としていたのが、今回は盛岡全戸に対して送付する形となった、2. 盛岡市やその周辺の観光案内など情報の充実、3. 2色刷りが4色刷りになった、4. 発行にかかっていた経費約2000万円が0円になった、5. 経費は全て広告収入で賄われた、という所だろうか。
 1.、2.、3.については情報を受け取る側にとってはプラスであろう。何しろ、受け取る対象者の拡大、情報量の向上、及びカラーになってより表現力が増している訳だから、良い事だらけのように思える。では、何故今までこれらをやってこなかったのか、という話になるのだが、単純に言えば経費が従来よりも大きくなってしまう為である。記事によると、今回は従来2000万円だったところが、プラス1000万円の3000万円の費用が掛かったとの事。
 ここで4.、5.についてだが、今回の経費3000万円は全て広告収入で賄い、結果として今まで発行に掛かってきた2000万円は0円になったとの事。当然ながら請け負った企業としても慈善事業ではないから相応の利益が出る前提なのだろうが、そのように考えると実際の広告収入は3000万円を超える形でなければ意味が無い。この辺については基本的には広告収入の入り先は請け負い業者という事になっているのだろうから、実際この事業でどれくらいの利益が出ているのかは我々は知る由も無いのだが、例えば、コチラのページの単価表などを参考に、実際に配布されている便利帳の広告スペースをカウントしていけば、粗々の部分では把握できるものと思われる。
 ちなみに前述のリンク先のWEBもりおかの記事であるが、言い回しについて、多少注意が必要になると思われるのだが、盛岡市が広告を募集している、のではなくて、広告掲載の募集記事が盛岡市のWEBに掲載されている、というのが正しいだろうか。この辺の言い回しが微妙になるあたりに今回の事業のキーポイントがあると感じている。

 話を戻して、前述のリンクで興味深いのが、冒頭の案内文章のところで、広告掲載については請け負い業者さんに直接問い合わせてください、という文章が記載されている点。あくまで盛岡市としては広告収入については請け負い業者の責任です、という風に厳格な線引きが為されている事が分かる。
 コチラの記事を見ても、配布されない場合は請け負い業者に直接問い合わせしてください、という内容になっている。この記事では、問い合わせ内容と問い合わせ先が明示されており、盛岡市役所と請け負い業者との関係というか、どこで線引きされているのかを確認する事が出来る。
 従来であれば、盛岡市がこのような冊子を作りたいからという事で、コンペや入札を行い、委託という形で進めていたものと思われる。当然、問い合わせについても基本的には一旦盛岡市で受けるような形になっていたものと思われる。
 今回の発行元については、記事を読む限りでは盛岡市という事になっているのだが、基本的には民間のフリーペーパーに盛岡市がフリーライドして行政情報を提供しましょう、というような形。民間サイドとしては、行政関係のお墨付きが付く発行物なので、発行物自体が信頼という価値を既に有している為、広告が民間が独自で実施する事業よりも格段に集めやすいと予想され、行政としては、今回の例で行けば経費を0円で抑えられる程度の経費削減効果、加えて発行物のクオリティーを上げる事ができる。つまり、いわゆる「三方良し」なのである。
 業者サイドのリスクを考えてみる。基本的には盛岡市と業者との契約内容による部分が大きいので何ともいえないのだが、想定される内容としては広告が集まらなければ持ち出しとなる形になっているものと思われる。
 盛岡市としてのリスクと言えば、まかりなりにも盛岡市が発行物に係わっているという事で言えば、公序良俗に反するような広告掲載が為されないようにチェックする事、盛岡全戸に配布すると明言した以上、これが何らかの理由により為されないなどの事由が起きた場合の、行政に対しての信頼低下であろうか。
 これらについては、盛岡市と請け負い業者との間で、契約違反があった場合の罰則を決めておくことで管理していくという事になる。逆に、この契約さえキッチリ結んで、確実に履行されているかチェックできる体制が整っていれば、前述の「三方良し」となる可能性が十分にある、という事になる。
 この話を聞いて感じた事は3点。1つ目は盛岡市の財政が非常に厳しい状況であるというのは折に触れ発せられているメッセージであるが、具体的にこのようなアライアンスで事業を進める事で、サービスを向上させながらコストダウンしていく手法を実際に導入し始めたという変化が見て取れる点。
 2つ目はこのような方法でコストダウンできる部分が他にもあるのではないか。この際に最終的にネックになってくるのは、行政が内省化してしまっている為に掛かっている既存配置人員の処遇であろうと思われ、これがネックとなって逆にこのような手法の導入が進まなくなるのではないか、という懸念まで含めての部分。
 3つ目は今回は大阪のサイネックスさんという会社が請け負っているのだが、このような手法を研究した上で地元の印刷企業、広告代理店へ発注できなかったのか、そうでなければ結局は市町村単位で行う民活にはならないのではないか、という点である。
 個人的には、今回のケースが、盛岡市が行った実質的な官民連携としては先駆けのモデルであるという認識である。このモデルを十分に検証していくことで、盛岡市の公的サービスが盛岡市の民間の力でより充実する事を期待したい。

 繰り返しになるが、結局何を考えれば良いかというと、市民良し、行政良し、業者良し、の「三方良し」である。そして皆がメリットを受けられるように確りルールを作り、これを厳格に運用していきましょうという話だ。先ずは率直に、皆にとって歓迎すべき内容と感じる。
2008/07/03
カテゴリ: 社会 : 

執筆者: maruden-net (9:32 am)
最近メディアで話題になっているイタリアの世界遺産での落書き問題で、地元イタリアから日本の対応は過剰すぎではないかという反応が出ているという話が新聞に掲載されていた

 話の発端としては、イタリアは花の都フィレンツェにある世界遺産サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の見晴台にある日本人旅行者が訪れた時、日本人の落書きがあることを見つけた。そこに岐阜市立女子短期大学の名前が書かれていたので、大学側に連絡を入れた。大学側で即調査を行った所、実際に落書きをしたという生徒が現れた為、教会に謝罪文を送り、大学のホームページで謝罪文を公開した(リンク先はPDF)、というこちらの事件である。
 この事件を切欠に京都産業大学の件、私立常磐大学高等学校の野球部監督の件と次々に発覚。各々HPに謝罪文を掲載するとともに、落書きを行った学生や監督について、停学処分や監督解任という措置が取られている。
 今回の件で現在発覚しているものに共通しているのは、短大、大学、高校の野球部顧問と、いずれも教育機関が関係している事。各々の教育機関で出している謝罪文は、(以下、岐阜市立女子短期大学の謝罪文より引用)”教育機関として、再発防止に向け全力で取り組んで参る所存でございます。”(以上)、(以下、京都産業大学の謝罪文より引用)”全世界の人々から尊敬される日本人として、全人類の平和と幸福のために寄与する精神をもった人間を育成することを建学の精神に掲げてきた本学にとって、本学学生がこのような心なき振舞いに及んだことは誠に遺憾であり、事態を厳粛に受けとめております。 ”(以上)、(私立常磐大学高等学校の謝罪文より引用)”このようなことのないよう生徒たちに指導すべき立場にある職員が、このような恥ずべき行為を行ったことは誠に遺憾であり、事態を厳粛に受け止めております。”(以上)と、教育機関と実際に落書きをした人との文脈の中で語られている点において、非常に特徴的であるなと個人的には感じる。
 話としては、このような厳罰化が為されている所でイタリアの新聞紙があまりにも処罰が厳しすぎるのではないか、という特集を組んだとの事。詳細については記事をご覧頂きたいのだが、一応、バランスを考えてか、世界遺産の教会を管理している技術責任者の、イタリアの人たちにとっていい教訓になるだろう、というコメントが紹介されているのは印象的である。

 この事件とその後のイタリア紙での反応を見たところで個人的に感じたのは、イタリア紙が厳しすぎるとした罰が、こういう反応があったからこそ、確かに厳罰すぎるかもしれないと考えるレベルで、多分、このような反応も無ければ、やはり世界遺産に落書きをするという行為自体は許されるものではなく、この罰則も止むを得ないであろうと自然に受け止めていたという点が非常に引っかかった。
 もう少し細かく説明すると、何故このような他国から見ると厳罰とも思える処遇について、すんなり受け入れる事が出来たのか、という理由が非常に気になる訳である。これはやはりメディアの報道に考え方自体が流されているのか、それとも他国の世界遺産に日本人がこのような行いをした事が恥かしく、これは然るべき罰で償うべきという、いわゆる日本人の伝統的な責任の取り方、考え方に合致している為に違和感が無いのか、一体どちらなのだろうか。
 基本的には後者のイメージである。ましてや世界遺産という岩手の人であればかなりピクリと来るようなキーワードが入っている所で、例えば辛口で有名な建築家ブルーノ・タウトが手放しで賞賛したとされる、中尊寺の能楽堂が同じような憂き目にあったならばどのように感じるか。こちらとしては、次世代に平和の理念を伝える為、人類として引き継いでいかなければならない遺産だと言っているその建造物に、○○参上!であるとか、○○好き!などと落書きをされたならば一体どういう風に思うのか、という話である。とても許される行為とは考えにくい訳である。
 しかし、これらの一見すると自分で考えたと思っているような事項についても、ひょっとしてメディアが否定的なメッセージを流し続けた為に、これは厳罰過ぎないかという批判精神を失ってしまい、さもありなんと頭の中で納得することを強制的に促されたのではないか、と考えると何とも恐ろしくなる。見方によっては社会的な暴力というかを肯定してしまう事になりかねないからだ。
 よくよくその怖さを理解した上で、改めてこのケースを個人的に考えてみる。やはり結果としては、この厳罰については止む無しと感じる部分が大きい。罰の内容についてはそれでも議論が残ると思うが、基本的に落書きという行為自体も許しがたいものがあるし、更にこの判断を然りと思うのは、その落書きの対象が世界遺産である為。この少数のエゴの為に未来への遺産の価値が減ぜられる事はあってはならないと感じる。

 しかし、「然り」と思うような事象について、改めて本質は何処にあって、どういう理由で然りなのだと立ち止まって考える事は大変重要であるなと感じた。何ともただ口を開けて情報取得しているととんでもない判断ミスを犯しかねないなと背筋が寒くなった次第だ。
2008/07/02
カテゴリ: 肴町・盛岡・岩手 : 

執筆者: maruden-net (9:21 am)
毎回発行を楽しみにしている「てくり」の新刊が手元に届いた。毎年2回の発行が待ち遠しい訳だが、待ち遠しい分、ページをめくる楽しみは格別である。

 今回のサブタイトルは「アートの気配にさそわれて。」である。トップ記事として取り上げられているのは、上の橋の「紙町銅版画工房」。いきなり記事と関係ない話になるが、個人的に「てくり」が大好きな理由の一つは、言われてみるとそういえばあったな、というようなお店や工房を取り上げてくれる事だ。
 例えば今回紹介されている「紙町銅版画工房」さんの前も車なり歩きなり自転車なりで何度も何度も通っているのだが、実際はそこで何を取り扱っているのか、どんな店主さんがやっているのか等は、今回の記事を読むまで知らなかった。
 不思議なもので、普段から通り慣れている道も「てくり」の記事を読んでからは何となく親しみが増すというか、また違った雰囲気に見えてくる。この実際に現場を改めてみた際に頭の中で起きる化学変化には非常に高い中毒性がある訳である。
 しかし、よくよく考えてみれば、盛岡でも自分が知っている範囲というのは自分でも驚く程に狭い範囲で、私の知らない大多数の盛岡にあるお店や工房もこうして一つ一つ歴史を重ねてきたのであろうな等と思うと、これらの集合体である「盛岡」にはそれこそ壮大なストーリーが多重に複雑に重なって構成されているのだろうなと妙な期待感というか底が見えない奥の深さを感じる。この記事を通じて感じられる突然頭の中の蓋が取れて拡がっていく感覚、というかが非常に楽しい訳である。

 話を戻して、今回の特集だが、紙町銅版画工房の後は、ギャラリー彩園子(サイエンス)である。正直、彩園子の駐車場で泣きそうな程度に苦労されたという方も結構いらっしゃるのではないかと思うのだが、さておき、今回は彩園子のオーナーが登場している。
 彩園子自体は盛岡のギャラリーとしてはかなり有名と思うのだが、彩園子のオーナーさんの事はこの記事で始めて知った。詳しくは「てくり」で読んで頂ければと思うのだが、個人的に気になったのは、作家が東京ではなく盛岡で生活し活動していくというのはどういう事か、という内容の話をしている点。分野は違えど様々と感じる部分があった。
 その他、いわゆるアート関係の団体やギャラリー、ショップなどが様々と紹介されている。しかし、本当に自分が住んでいる街なのに知らない事が多いなと恥かしくなるのを通り越して、いつもながら非常に興味深く見入ってしまった。
 個人的に気になった記事はその他2つある。一つは石割桜の話。この記事では石割桜というよりも、石割桜のお世話をされている庭師の豊香園さんのお話である。いつも越冬の為のコモを巻く姿がニュースで流れると盛岡にも冬がやってきたなと感じる訳だが、これを代々、無償で続けていらっしゃるという事で、何とも頭が下がる思いである。世知辛い昨今、このようないわゆる社会への奉仕というかが、会社という単位で脈々と行われているというのは本当に考えさせられるものがある。無償が云々というよりもその精神性というか、その点において非常に感じる部分があるのだ。
 そして、人にフューチャーしているコーナー。これは毎回楽しみのコーナーである。何しろタイトルが、「あなたはなぜここにいるのですか?」個人的には何ともショッキングな質問である。この質問はあまりにもショッキングすぎて、出来れば盛岡の市民の皆様に一人一人聞いていきたいと思う程。というのも、東京やら仙台やら盛岡よりは随分と人が多い他の大都市や、全国にある魅力的な他の地方都市がある中で、それでも盛岡にこだわって住み続ける、働き続ける、居るという選択をしている理由は何ですか?という、何とも複雑な感情が入っている質問なのである。
 毎回、旬の人、というよりも、そこは「てくり」風に、このような人も盛岡に居たのかと思えるような人にスポットが当るのが嬉しい。結果として、ややもすると自虐的になりかねないコーナーが、盛岡の希望というか期待感の詰まったコーナーに結果としてなっている、というのが非常に楽しいコーナーだなと思って楽しみにしている。
 今回はNHKの上原康樹さんが紹介されていた。おばんですいわての天気予報コーナーは、一度聞くと盛岡に居て良かったなと思えるような、何かの作品を毎日ありがたく聞かせて頂いている、そんな気分になる。前から非常に気になっていたのだが、この上原アナを取り上げてくれるあたり、さすが「てくり」だなと感心する。
 欲を言えば、アートという事で肴町のフラッグアートについても触れて欲しかったところ。今年で7回目を迎える「盛岡フラッグアート展」であるが、今年の実施要綱も大体決まり、いよいよ本格始動するところである。今年も是非多くの方々に様々な形で係わって頂いて楽しいイベントにしていきたいと考えている。という事で、フラッグアートについてはこの話のネタで後日、存分に触れる事にしたい。

 いずれ、またまた個人的には満足の一冊であった。皆様、即書店で購入頂きたいし、場合によっては「てくりの会」への加入もご検討頂きたい、と押し付けがましいお勧めを敢えてしたい。
2008/07/01
カテゴリ: 肴町・盛岡・岩手 : 

執筆者: maruden-net (9:32 am)
先日新聞を見ていると、岩手県内の宿泊キャンセルが相次いでいるという話が掲載されていた

 詳細については記事をご参照頂きたいのだが、原因については6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震である。記事中ではこの風評被害で6月14日から23日までの9日間で、県内350施設の宿泊キャンセルが2万件を超えたとの事。
 この記事は岩手県旅館ホテル生活衛生同業組合の話。不勉強で申し訳ないのだが、仮にこの組合に加盟していない旅館ホテルがあるとすれば、実質のキャンセル数は更に大きくなる事が予想される。
 今後、組合としては、1.JRなどと連携して通常に営業している事を全国に発信する、2.岩手県に風評被害の対策援助を申し入れる、の2点。1.については、JRなどが現在展開しているキャンペーンとは別にキャンペーンを張る形で要望していくとの事。2.については、後段で纏めるが、個人的に気になったのは「風評被害」という言葉である。
 この風評被害とは、リンク先のWIKIを参照すると、(以下、WIKIより引用)”、災害、事故及び不適切又は虚偽の報道等の結果、生産物の品質やサービスの低下を懸念して消費が減退し、本来は直接関係の無い他の業者・従事者までが損害を受ける事。”(以上)とある。
 今回の岩手・宮城内陸地震については、地震発生直後から現在に至るまでニュースやワイドショーなどメディア関連が盛んと全国に情報を出している。このメディアの状況を見て個人的に気になっていたのは、より映像的なインパクトのある被災現場を中心に報道していないか、という点である。
 地震直後から報道を見ていても、大きい道路の崩落があった場所が発見されるや否や、どのメディアもこぞってこの場所の映像を流すようになった。それ以外の無事な部分は、ニュースにならないと言わんばかりに一切メディアの話題には上らなくなったのである。

 この報道の状況を考えれば、確かに風評被害というのも頷ける。つまり、実質的なダメージが無い地区についても、メディアの情報が人々の不安感を煽り、結果キャンセルという形になってしまうというもの。記事中でも記載されていたが、数は少ないが何と沿岸部でもキャンセルがあったとの事で、これは完全に「貰い火状態」である。
 これからの情報是正という事で言えば、被災している地区、被災が殆ど無かった地区について、切り分けて報道頂きたい。今でもしていると主張するメディアもありそうだが、実質現状の報道で「風評被害」が出ているという事だから、これは是正の対象になるのではないかと感じる。
 それと、以前から盛岡については岩盤が固いので大きい地震があっても他地区と比べて被害が少ない、という話を聞いている。話の真偽については専門家ではないので分からない部分もあるが、今回、これだけの地震のエネルギーだったのにも係わらず盛岡に関してはこの程度で済んでいるという事を考えれば、逆にこれは盛岡地区の「地震に対して強い地区である」という評価にも繋がるのではないか。
 つまり、地震に関して、1.地震が起こるリスク、2.実際に起こった際に都市にどれだけのダメージがあるのか、パッと考えてもこの2方向からの分析は必要と思われるのだ。このような検証を進めた結果として1.地震が起こるリスクについてはひょっとしたら他地区よりも多少高くなるかもしれないが、2.都市へのダメージが、前述の固い岩盤などに守られている為、結果として低いのであれば、総じて安全な地域と言えるのではないか、という話である。
 話は変わり、今回は岩手県の防災対策が非常に機能していると感じる。災害時の対応についても、地震発生時、岩手県の達増知事は丁度地球の裏側のブラジルに居た訳だが、そこから指揮を取って、その日のうちに国への支援を求めていく等の対策に着手できている。
 又、コチラのページには、今回の地震に関して、義捐金、義捐物資、ボランティアの募集であるとか、被災地区への事業者への対応メニュー、実際に被災された方々への援助など、様々と打ち出されている。確かに地震発生から約2週間という事で時間が経っていると言えば経っているが、それでもこの短時間で必要なメニューを洗い出して対応策を発表していくスピードは、実際に被災されている方々からすれば一刻も早くという気持ちがあるのは理解しつつも、相当なものであるなと感じる。
 今回の地震で被災された方々、今も避難所での生活が続いている方々、加えて二次被害ではないが、今回の地震が影響して不利益を被っている方々がいるという事を改めて認識すると、自然災害とはやはり起きて欲しくないものだと感じる。
 しかし、これは如何ともし難い訳で、むしろ我々が考え備えうる唯一の点は起きた場合にどれだけ被害を最小限に食い止められるか、であるなと改めて感じる。

 先ずは、重ねてになるが被災された方々にお見舞い申し上げると共に、一日も早い復旧を願う。
2008/06/30
カテゴリ: 肴町・盛岡・岩手 : 

執筆者: maruden-net (9:31 am)
先日、盛岡経済新聞さんを見ていると非常に興味深い記事が掲載されていた。何でも、東北のローソンで「じゃじゃ味噌ロール」というパンが発売されるというのだ。

 詳細については記事をご覧頂きたいのだが、東北限定ながら岩手の食財を使った他の商品と共に、このじゃじゃ味噌ロールも店頭に並ぶとの事。6月24日にキャンペーンがスタートしているとの事だから既に購入可能である。
 とりあえず情報元を確認という事でローソンのサイトへ。トップページの下の方に「地域限定商品・キャンペーン」というコーナーがあるので、こちらで「東北」をクリック。すると、今回のキャンペーン商品である岩手の食財を利用した商品一覧が掲載されていた
 どうやらこのページによると今回の記事に紹介されている「じゃじゃ味噌ロール」は、(以下、ローソンのサイトより引用)”盛岡名産「じゃじゃ味噌」で味付けしたパスタを仕立てたロールパン。風味付けした挽肉に筍・胡瓜を添え、食感にアクセントを加えました。”との事。
 どうやら写真を見ていると、胡瓜の他にレタスも含まれているようだ。パスタ、レタス、そして筍。紅生姜が彩り的なアクセントになっている。この写真を見て感じた事が、我ながら不思議なもので、NHK連ドラ「どんど晴れ」の豚肉乗せじゃじゃ麺の際には、この話のネタでも、違和感をお伝えしたのだが、今回は全く違和感を感じないのだ。
 やはり、じゃじゃをパンに挟むという段階で、何かある種のラインを踏み越えてしまっていて、そこから先はどれだけ変化してもあまり気にならないという風なのである。逆にNHKの場合は、いわゆる本物の「じゃじゃ麺」を全国へ伝えて欲しいという気持ちが根底にあり、しかし紹介されたじゃじゃを見るに妙なアレンジがあったので、「えぇ!これは違う」という気持ちになったのだろう。
 じゃじゃパンと言えば、地元の肴町商店街で毎年春に行われている「肴町春祭り」で、今年、盛岡市内から出店して頂いたパン屋さんが発売しているのを見かけて購入した事がある。このじゃじゃパンは、パンの中にじゃじゃ味噌が入っているもので、パンの甘味と味噌の辛味のバランスが良くて思いの他、と言っては失礼だが、美味しかった。あくまで個人的な感想という事で言えば、ピロシキみたいな感覚であった。今回はパスタとじゃじゃ味噌という新たな出会いが実現しているとの事なので、こちらも非常に楽しみではある。

 じゃじゃで言えば、今回のキャンペーンでは「じゃじゃ味噌ロール」とは別に、「冷たいじゃじゃ麺」という商品が出るとの事。ページの写真で確認したのだが、こちらはより本格的なじゃじゃである。「冷やしじゃじゃ」と言えば、じゃじゃの老舗「白龍」においては上級者向けのメニューという個人的な認識なのだが、ローソンでの販売という事を考えれば、むしろ温かいじゃじゃをどうやって出すのだという話もあるので、納得できる範囲。
 個人的に気になるのは一体チータンはどういう扱いになるのだろうかという話。このケースに生卵を割って入れて、ポットからお湯を注いでという事なのだろうか、それとも基本的にはチータンまでは考えていないのだろうか。この辺は実際に商品のパッケージなどを見て確認しなければならない所だと感じた。
 これ以外の商品は、「盛岡風冷麺」という”風”の部分が非常に気になるものと、三陸のワカメを使った酢の物とおにぎり、岩手の豚を使ったカツ丼とトンカツ、そして、葛巻高原の山葡萄ジャムを使ったパンとスイーツが出されるとの事。個人的には、やはりトンカツだろうか。
 確か、何年か前、食楽という雑誌で、首都圏のシェフ100人に聞く肉関係の食材ランキングという風な題名の特集があり、そこの牛肉部門でのトップが、神戸牛、松坂牛を押さえて、岩手短角牛が1位、そして豚肉部門では、こちらも岩手の白金豚が1位という事で、岩手の食財が他を圧倒したという事があった。それ以降、という訳でもないのだろうが、岩手の短角牛についてはその旨みが段々と全国に知れ渡ってきている所だが、実は岩手の豚というのも非常に評価が高い食材であるという事を是非とも宣伝しておきたいところである。
 それと前述したが、盛岡風冷麺、実はこれが一番気になると言えば気になる。盛岡冷麺とは言わず、かと言って冷麺とも言わず、敢えて「盛岡風」としたところが非常に気になる訳である。これは正直、一度食べてみる事でしか判断できないものと思われるが、写真だけ見ていると、具もそれなりに入っているようであるし、あとは麺とスープの出来次第という所か。

 しかし、今回のローソンの東北地区におけるキャンペーンは岩手尽くしであるなと感じる。期間を置いて、他県の食も紹介されるのだろうか、それとも特にも岩手という事でフォーカスしたのだろうか。個人的には気になるところだが、いずれにしても現物を食べてみたいところだ。
2008/06/27

執筆者: maruden-net (9:30 am)
2008年5月21日の話のネタでもご紹介した、メタルギアソリッド4(以下、MGS4という)であるが、いよいよ我が家にも到着したので早速プレーしてみた。

 先ず最初に、本体のハードディスクにゲームをインストールする。基本的にはDVDやブルーレイなどの光学ディスクよりもハードディスクの方がレスポンスが早いので、アクションゲームやスポーツゲーム、シミュレーションゲームなどでも本体にインストールするタイプというのは多い。
 昔は、ゲームが一定の内容進む毎に大変長い読み込み時間があった。個人的に長いロード時間という事で記憶があるのは、ファミリーコンピューターメトロイド。これは兎に角ロード時間が長かった。ゲームの内容自体はテンポの良いアクションゲームで相当に面白いゲームだったのだが、ロードがくる毎に心が折れるというか、何でこんなにロードが長いのだと友人と文句をいいながらゲームしていた訳である。
 個人的に、初めて家庭用ゲーム機でHDDを搭載した機器を購入したのはPLAYSTATION2である。しかし、HDDが付いているにも係わらず、何故かセーブデータはHDDに保存できないなど、今考えてみてもおかしい制限付きのHDDであった。これではHDDの意味が無いな等と思いながら、信長の野望、三国無双などHDDにインストールしてプレイしてみたのだが、いざ始めてみると何とも快適であった。ロード時間が短いのに加え、処理落ちも殆ど無く、信長の野望などは直接HDDが関係しているかどうかは分からないが、コンピューターの思考時間も短いように感じた。
 実験の意味も込めて、インストールしている場合としていない場合でゲームのもたつきというかを体感してみたのだが、圧倒的にHDDの方が快適。将来的にはこういう形のHDD搭載が標準化されるのだろうと思っていたのだが、案の定、PS3からは初期実装されているという事で然りであるなと感じていた次第だ。

 話を戻して、MSG4であるが、このインストールの時間帯に主人公がタバコを吸っている映像が流れて、余白に様々なメッセージが出てくる。その中に、タバコは体に悪いので吸いすぎには注意しましょうであるとか、およそゲームとは関係ない内容のメッセージも入っていて非常に楽しいのである。
 程なくしてインストールが終わり、いよいよゲーム開始である。スタートするとオープニングムービーが流れ出した。多分、実写とCGを合成させて作られたムービーだと思われるのだが、いずれにしても綺麗の一言である。どの程度綺麗かというと、妻がチラチラと見ながら途中まで映画だと勘違いしていた程。正直、ゲームもここまで来たのか、という感じであった。
 この手のゲームは、ムービーが本当に長い。しかし、ムービー自体、重厚な物語の基礎部分になるので見ない訳にいかない、というか見なければゲームの面白みが半減してしまう訳である。又、上記の通りおどろくほど綺麗なムービーで物語自体も相当に面白いから、多少長くともそれほど飽きないのだが。
 そして、いよいよ自分でキャラクターを動かすシーンになった。一応これでもメタルギアシリーズについては、PSの時代から経験して全てクリアしてきているので、それなりに経験を積んできていると思い込んでいたのだが、程なくしてアッサリと敵に囲まれ悲惨な最期を遂げてしまった。
 細かい言い訳をすれば、操作方法について多少変わっているようで、それがまだ手に馴染まない。しかしながら、敵に見つからないように進んでいくのがこのゲームの最大の特徴であるのにも係わらず、これを無視して敵陣に向かって一直線に正面突破を図ったのはやはり無謀以外の何ものでもなかった。何とも難しい訳である。
 しかし、何故、ゲームの趣旨を忘れてこのような無謀な行動に出てしまうのだろうか。これもゲームだからであろうか。この辺りに最近騒がれる、いわゆるゲームが育てる凶暴性的なものがあるのだろうか。ゲームを非難している方々からすれば、このようなシーンを見ればそれ見た事か、このような凶暴性にゲームで普段から接していると、子供達は実社会とゲーム社会の切り分けがつかなくなり、気が付けばリアリティの無い中で凶悪な犯罪を犯してしまう、という事になるのであろうか。
 改めてこのようなゲームをしていて思うのは、やはりゲームと実社会での青少年による凶悪犯罪とを結びつけるのには相当なステップが必要、裏を返すと、これを単純に結びつけるのには、あまりにも飛躍があるなと感じた。そもそも、大多数が同じようなゲームをしていても普通に生活を送っている訳であるから、例えばそのような内容のゲームをした人の殆どが凶悪犯罪に手を染めるような状態ならばそれは大いに問題があると思うのだが、そうでない現状がある今、これらのゲームの内容をして凶悪犯罪に結びつくというのは非常に無理があるようにも思う。
 しかし、最近では、CEROのレーティング等が表示されるようになっており、ゲームの対象年齢についてパッケージに表示されるようになっている。MGS4については”D”である。これは17歳以上が対象の内容が含まれていますよ、という表示である。ある程度、善悪の判断、価値観が構築されている年代以上の人を対象としている内容です、という表示である。
 
 いずれ、こんな事を考えながらプレーしているものだから、一向に上達する気配も無ければゲームが進む感じもしない。何とも難しい訳である。これは本腰を入れて、最近は燻り続けていたゲーマー魂を再燃させねばと自分を叱咤する訳である。
2008/06/26
カテゴリ: IT : 携帯電話・モバイル : 

執筆者: maruden-net (9:19 am)
先日、日本で発売されるiPhoneの料金プランが発表された。どうやらコチラの記事によると、最低月額が7,280円となるようだ。

 詳細についてはリンク先の記事をご覧頂きたいのだが、最低月額の7,280円の内訳については、基本料金がホワイトプラン(i)の980円、加えて「パケット定額フル」というサービスへの加入で5,985円、S!ベーシックパック(i)のサービス加入で315円、締めて7,280円という事になる。ちなみに、パケット定額フルとS!ベーシックパック(i)については必須加入となっている。
 より詳しい情報が得られるかと思い、ソフトバンクモバイルのプレスリリースへ。これらのサービスに加入する事で、(以下、ソフトバンクモバイルのプレスリリースより引用)”月額7,280円で、ソフトバンク携帯電話への1〜21時までの国内通話し放題、携帯会社(宛先)に関わらずメール送受信し放題、Webブラウジングや動画サービス、地図サービスのパケット通信し放題を実現し、iPhone 3Gを思う存分お楽しみいただけます。”(以上)との事。
 という事で、これ以外に別途掛かるとすれば、他社携帯電話へ電話をした場合。これは21円/30秒掛かるとの事。加えて、本体を割賦方式で購入している場合、iPhoneの8Gモデルで月額980円、16Gモデルで1,440円が掛かる。当然、一括払いも可能なので、その場合はイニシャルのiPhone取得コストが掛かる、という事になる。
 直感的な話をすれば、想像していたよりも高くなったなというのが本音。しかし、分解してみると、ソフトバンク同士であれば、通話料はほぼ無料であるし、インターネットは利用し放題という事だ。例えばパソコン通信という事で考えれば、WILLCOM新つなぎ放題プランが月額3,880円、NTTDocomoバリュープランで一番掛けられるタイプがファミリー割引を入れると6,500円という事で、10,380円。利用方法は全く違うものの、比較して考えてみると、今回のiPhoneプランが安いといえば安い感じもする。

 個人的に気になったのは、パケット定額が必須契約部分で入ってきている事。iPhoneの設計思想自体、単なる電話というよりはインターネット用のモバイル端末という位置づけなのではないかと2008年6月10日の話のネタで触れさせて頂いたが、その通りの展開となっている。
 個人的には、例えばこの音声でのやり取りもIP化してしまい、例えばスカイプなどのような形で音声通信できれば、データ通信自体は定額なので、より無料通話の範囲が広がるのではないかと感じた。
 調べてみるとどうやら、外国ではそのようなiPhone用のソフトも既に現れているとの事だが、よくよくこの記事を見ていくと、基本的にはSkypeの電話機能を利用して電話が出来るというだけで、無料の音声通信が出来るという事ではないらしい。しかし、このようなソフトが将来的に出てくる可能性は十分に感じられる話である。
 個人的には多少疑問も残る。基本的にはiPhone自体がインターネット端末になり得るので、そのような使い方は想定していないのかもしれないが、例えばこのiPhoneをパソコンとつないでデータ通信をしようとした場合、やはりパケット定額が適用されて基本的にはこの範囲内で通信が出来るのだろうか。
 正直、モバイルパソコンを持ちあるく方々は前述のWILLCOMなどのデータ通信定額契約を結んでいる場合が多いと思われる。この辺が携帯電話は携帯電話で、パソコンはパソコンで、と従来通りとなってしまうと、iPhone自体に興味はあるが、結果通信コストのロスが気になって乗り換えを躊躇う人も出てくるのではないかと感じた。

 いずれにしても、あとは7月11日の発売を待つだけとなったiPhoneである。上記の細かい疑問などは実際に使ってみて分かってくる所もあるであろうし、そもそも、iPhoneがインターネット端末としてかなり優秀で短期の外出であればモバイルパソコンはもう要らないという風にでもなれば、また風向きも違うであろう。何しろサービス・インが楽しみだ。
2008/06/25
カテゴリ: サイエンス : 

執筆者: maruden-net (9:25 am)
先週、新聞を見ていると非常に興味深い記事を見つけた。何でも来年、日本全国の天文台が宇宙人探しを行うという話である。

 詳細については記事をご覧頂きたいのだが、何故こんなプロジェクトが始まったのかというと、来年が世界天文年に位置づけられているからなのだとか。物事とは知らない間に決まっているもの、と相場が決まっている訳だが、それにしてもこれは知らなかった。
 何でも、2007年の12月に行われた国連の総会で決まったのだとか。多分、探していけば、このような「何かを記念する年」みたいな決議が結構な数なされているのではないかと思われ、一体どういう類のものが「記念の年」のような大きな扱いを受けて決議されるのか、何とも興味深い。
 さて、その世界天文年となった理由なのだが、何でもガリレオ・ガリレイ(リンク先ではメニューの”ピサ”を参照願います)が望遠鏡で天体観測を始めて、来年で400年になるのだとか。400年と言えば、2008年4月23日の話のネタでも紹介させて頂いた通り、上の橋にある擬宝珠が来年で400歳である。
 話は脱線するのだが、このように考えてみると上の橋の擬宝珠が付けられた頃にガリレオは天体観測を始めたという事になる。当然、当時はお互いの事を知る由も無かった事と思われるのが、現代になってこの並びを見てみると、何とも壮大なスケールであるな、と感じる。
 やはり盛岡でも「世界天文年」よろしく「盛岡擬宝珠400歳誕生祭」などと大々的に銘打って来年は、擬宝珠祭り、擬宝珠キーホルダー、擬宝珠饅頭など様々とやらなくてはならないのではないか、そのような気にすらなる。又、コラボ企画ならば、「擬宝珠の横で星を見る会」なども考えられるのではないか。何しろ400歳記念であるから、大々的にやりたい訳である。

 ガリレオの話をもう少々。ガリレオ・ガリレイと言えば、一番有名な台詞は「それでも地球は回っている!」である。この一言をして「反骨の志士」的な位置づけを不動のものとしたガリレオであるが、この話で興味深い噂話があるとの事。
 何でも、ガリレオが裁判で疲れ果てて「ああ目が回る、まるで地球が回っているようだ。」と言ったのを他人が聞いて、この有名な台詞に聞き間違えた、という話。正直今となっては本人に聞いて確認する訳にもいかないし、この言葉に触発されて行動を起こしてきた人たちの面目という事もあるから、やはり「それでも地球は回っている!」としていた方が収まりが良いように個人的には思う。
 いずれ、来年はガリレオが天体観測を始めて400年記念という事で「世界天文年」に決まったそうだ。それで、この世界天文年に合わせて冒頭に紹介した宇宙人探しを日本の全ての天文台が連携して行うとの事。記事によると、実際にはまだ本決まりではなくて、兵庫の西はりま天文台の方が、そういう企画を実施しようと全国の天文台に呼びかけているところ、という事らしい。
 この活動で見つかるかどうかは別にして、もしも宇宙人が住んでいたらと思いながら星を眺めるのとそうでないのとでは全然ワクワク感が違う。この辺の心をくすぐるような企画というのは、個人的には何とも魅力的に思えてしまう。
 盛岡と宇宙人という事で言えば、確か数年前であったか、私も実際に見たのだが、盛岡の上空に未確認飛行物体(UFO)が現れた事があった。これは当時、地元の新聞やらニュースでも取り上げられたので、記憶にある方もいらっしゃるかと思うのだが、何しろUFOである。
 あれが本当にUFOだとして、地球侵略など画策していたかもしれないのだが、見ている側からすればあまりにも驚きすぎて「UFOだって。」という言葉を呟きつつお腹を抱えて笑いながら見ていた。仮に宇宙人が居たならば、彼・彼女(性別があるかどうかも分からないが)の尊厳を傷つけかねない行為であったと今になって深く反省する訳だが、いずれにしても面白くて不思議な話であった。最終的には、そのUFOはクルクルと回りながら小さくなって消えたのだが、よくよくあれは一体何だったのだろうか。
 岩手とUFOと言えば、コチラの記事に記載されている通り、岩手県議会でも取り上げられるような県民の関心事である。この話のネタの読者は良識のある方ばかりなので、安心して話を進めると、県の公式見解としては、県に寄せられたUFOの目撃情報については「現在調査中」なのだそうだ。既に議会でこの質問をしたサスケ議員は県議会議員ではないので、次に再びこの質問が出る機会があるかどうかは分からないが、どんな調査結果となるのか、非常に興味があるといえばある。

 いずれにしても、盛岡や盛岡近郊から見る星の眺めは最高である。400年前に思いを馳せながら来年は「星を見る年」として盛岡の満天の星空を、宇宙人がいるかどうか確認しつつ、楽しみたいと思う。
2008/06/24
カテゴリ: 肴町・盛岡・岩手 : 

執筆者: maruden-net (10:38 am)
話のネタでも何度かご紹介している「もりおかの歌」制作プロジェクトだが、去る6月22日(日)、いしがきミュージックフェスティバルにおいて完成版「もりおかの歌」の披露をさせて頂いた。

 「もりおかの歌」制作プロジェクトについて。このプロジェクトは社団法人盛岡青年会議所が歌づくりを通して盛岡の個性や魅力を再発見・再認識することを目的として行っているもの。地元出身の高橋研さんをエグゼクティブ・プロデューサーに、せんせいしょんの佐藤将展さんをサウンド・プロデューサーに、田口友善さんを作曲にお招きして「もりおかの歌」制作プロジェクトを立ち上げ、プロジェクトを推進してきた。
 段取りとしては、先ず曲を作り公表した上で、市民の皆様から歌詞を募る。歌詞については、5・7・5の俳句・川柳形式で集め、これを繋げる形で歌詞を作る。併せてこれを歌ってくれる歌い手さんを市民から募集し、6月22日(日)に発表する、という流れであった。
 3月頃から「もりおかの歌」の作曲作業に取り掛かった。やはり歌詞が無いと曲のイメージが沸かないという事だったので、仮の歌詞を作成し、これを元に曲を完成させた。4月からはいよいよ市民の皆様から歌詞と歌い手さんを公募した。歌詞の公募については1ヶ月程度の募集だったのだが、何と475作品も集まった。
 この集まった作品を全てチェックした後、選考会を何度も繰り返して歌詞を完成させた。同時に歌い手さんのオーディションを行い、6人の方が見事にオーディションを通過、完成した曲と歌詞でレコーディングを行った。レコーディングの後、6月22日の発表まで、発表の歌唱練習会を開催し、6月22日の本番に備えた。

 6月22日は、6月21日に引き続き晴天であった。会場はいしがきミュージックフェスティバルのメイン会場である、岩手公園に設置された特設ステージである。午前中から市内高校のブラスバンドによる発表会が開催された。「もりおかの歌」発表はこの後の枠であった。
 当日は、盛岡青年会議所で会場内にブースを設置し、完成した歌詞が記載されたビラを配布すると共に、完成予定の無料配布CDの予約、岩手・宮城内陸地震の義捐金募集も行った。尚、報告として義捐金については多くの方々の志を頂いた。やはり、同じ岩手県内で被災された方々がいらっしゃるという事で、盛岡でも他人事とせずにご協力頂ける方々が数多くいたというのは本当に嬉しい事であった。
 少々脱線するが、いしがきミュージックフェスティバルではメッセージボードを各会場に用意し、被災地の方々に向けた応援メッセージを募った。先日の話のネタでもご紹介した肴町音楽祭においてもこのメッセージボードを設置。多くの市民の皆様とアーティストにも応援メッセージを頂戴した。これらは後ほど各会場から集められ被災地に届けられるとの事。
 話を戻していよいよ発表である。当日は東京から高橋研さんも来盛し、せんせいしょんの佐藤将展さん、作曲の田口友善さんにも参加頂いた。先ずは、オーディションによって選ばれた歌い手さん達の曲披露から始まり、その後、先ほどご紹介した皆様と主催団体である盛岡青年会議所の白澤理事長から挨拶があった。そして盛岡第四高等学校の吹奏楽部による「吹奏楽版もりおかの歌」が披露されて、発表は終了した。
 その後、歌詞募集の大きい原動力となった盛岡地域SNSモリオネットに設置された、もりおかの歌コミュニティーにも様々な感想が寄せられた。概ね好評という事で先ずは一安心である。

 いずれ、多くの盛岡を愛する方々のご協力のもと「もりおかの歌」が完成した事は非常に嬉しい話である。この制作のプロセス自体、この事業の趣旨である、盛岡の素晴らしさを再発見、再認識する良い機会となったし、更にこの歌が今後、街中で流れる事で、盛岡を考える機会が少しでも増えればと願う次第だ。
2008/06/23
カテゴリ: 肴町・盛岡・岩手 : 

執筆者: maruden-net (11:58 am)
話のネタでも何度かに渡りご案内してきた、「いしがきミュージックフェスティバル 肴町音楽祭」であるが、6月21日、大盛況のうちに終了する事が出来た。今日はそのレポートである。

 当日は、10時30分からのスタート。トップバッターは「藤原お琴教室」さんである。今回は5人での演奏で、「さくら」や「荒城の月」など、どの世代が聞いても楽しい曲を選択した演奏であった。最後にはアンコールで「荒城の月」を観客の方々と歌いながら一緒に演奏。華やかな始まりであった。
 続いては「指笛おじさん」の登場である。今回、肴町の内部に2箇所、ステージを作ったのだが、私は北銀肴町支店前特設ステージの担当だったので、特設ステージでは相当に近距離で演奏を聞く事が出来たのだが、金子歯科前ステージは中々見に行く事が出来なかった。この点だけが何ともスタッフの悔しい所である。
 しかし「指笛」というのが非常に気になり、金子歯科前ステージ担当の仲間に話を聞いたところ、何でも指を組み合わせる形でそこから音を出すとの事なのだが、見よう見まねで仲間がやってみたところ全く音は出なかった。やはりこの辺も練習の賜物なのだなと感じた。演奏も大変盛り上がったとの事だ。
 次は「口笛おじさん」の登場である。実は今回、口笛おじさんに関する問い合わせがかなりあり、IBCラジオの「歌のない歌謡曲」という番組が取材に来ていた。「口笛おじさん」目当てのお客様も結構いらっしゃって、肴町と深い係わりがある中では一番人気のアーティストである。何と「口笛おじさん」はイベント終了後の撤収作業まで手伝って頂いたという事で、感謝、感謝である。
 次は「まらんどろす」のライブ。丁度この日は非常に暑くて夏日であった。この暑いアーケードに爽やかなサンバの音楽が何ともマッチしている。「まらんどろす」さんは、盛岡市内の飲食店などでもたまにライブをしているという事だから、機会があれば是非とも生で聞いていただければと思う。個人的には凄くアーティスト自ら音楽を楽しんでいる風が強く伝わってくる感じであった。
 正午を越えて、後半は「HIKARU★SHINES」のステージ。初めてのステージという事だったのだが、全くそのような雰囲気を感じさせない素敵なステージであった。実はこのバンド名、光商事という仮想の会社という設定だそうで、光商事の社員、という事で「HIKARU(光)★SHINES(社員S)」という事なのだそうだ。これからも様々と活動をされるという事だから、是非楽しみにして頂ければと思う。

 そして紫波町出身のプロ・アーティスト「芙咲由美恵(ふわらゆみえ)」のステージである。芙咲さんのステージMCで地元でのアーティスト活動は東京が中心で、なかなか地元でのステージは無かったという事なので、肴町音楽祭を通じて素晴らしい地元出身のアーティストを地元にご紹介できるのが非常に嬉しく感じた。清涼感溢れる歌声が非常に素敵で、是非とも聞いて頂きたいなと感じた。
 続いては、今回芙咲さんと一緒にやってきてくれた「いぶき」のステージであった。非常にエネルギッシュなステージで、また爽快感もあり素敵なステージであった。いぶきさんのメンバーのヤスさんは十和田湖町の出身という事で、こちら東北の方でステージが出来たのが嬉しいと仰っていた。我々も嬉しい限りである。実際、ヤスさんは東京から帰ってくる時に新幹線から在来線の乗り換えで盛岡には何度も訪れているとの事で、その印象を歌にしたものまであるのだとか。実は盛岡とも縁が深かった事が判明した「いぶき」さんである。
 次は、ハワイアンフラ「フイレフア」のステージであった。今回も前回肴町に来て頂いた時と同様に、物凄い人垣が出来た。私の知り合いの方も複数人、このステージに参加しており、勝手な親近感を覚えているフイレフアさんなのだが、今回も素敵な踊りを披露頂いた。
 清心さんのステージでは、凄い人でビックリした。あまりにも人が多すぎて、座席の位置を前に移動してもらった程である。前の席に座っている方々はかなりの近距離でステージをご覧になった事になる。マンドリンと清心さんの歌声が本当に清清しい感じで、会場は熱気でかなり暑かったが非常に心地よいステージであった。
 この次は津軽三味線の藤原翼さんのステージ。これを楽しみに今回いらっしゃった方々も多数いらっしゃって、「津軽三味線の演奏は何時からですか?」という質問を現地で何度も受けた。こちらも相当に盛り上がり、又、素晴らしい演奏だったという事で、ご満足頂けた事と思う。
 そして、フィナーレへ向けて3連続のステージである。トップバッターはKEYstone。正直、生でKEYstoneさんの演奏を聞くのは初めてだったのだが、何とも素敵な音楽であった。通行人も足を止めてしばし音楽に耳を傾けるというか、そういう力を持った素敵な曲が披露された。MCで一番思い入れが強いと仰っていた「紅桜」は何とも素敵な歌で、是非ともミニアルバム「原色KEY」を買わねばと素直に思った。
 続いては「underpath!」さんである。こちらも初めて聞いたのだが、本当に素晴らしい曲、そして演奏であった。何しろ二人の音楽は岩手を題材としているものが多いという事で、心に響いてくるものがある。「石割桜」など本当に素敵な曲であった。特徴的だったのは二人のハーモニーが本当に心地よい、それでいて力強さを感じる曲だった。こちらも地元の東山堂楽器でunderpath!の「濃厚UNPASTYLE」を是非ともゲット頂きたい。
 そして、肴町音楽祭いよいよオオトリは、何とせんせいしょんである。正直、これだけの人垣を肴町で見るのはいつ以来だったろうか、という程の人垣が出来上がった。今回、せんせいしょんさんが来て頂けるという事で、相当の人ごみが予想されたので、普段、北銀肴町支店前に組むステージの位置を中三側に数メートルずらしたのだが大正解であった。
 演奏に関しては、私が何かコメントする事が憚られる程の盛り上がりで、MCも大変面白く、何とも素敵なステージであった。演奏終了後も肴町全体が大熱狂状態で拍手が鳴りやまず、「アンコール」まで飛び出す状態に。せんせいしょんさんはこれも快く応えて頂いて、皆大満足のうちに拍手喝さいのうちに町音楽祭は終了した。
 報告事項がもう一つ。同日、丁度ながうさんの前でTensさんという団体がアンケート調査や募金活動を行った。盛岡の為に何かイベントを行いたいと考えているTensさんでは、そのイベントの内容の企画に奮闘中で、そのリサーチも兼ねてのアンケート調査であった。お伺いしているとアンケートも結構集まったとの事で、何よりである。8月には滝沢の岩井沢邸でイベントを開催との事なので、是非頑張って盛岡を盛り上げて頂きたいと思う。

 肴町音楽祭は市民の市民による市民の為の音楽祭という趣旨のもと、実施させて頂いたのだが、当に沢山の皆様のご協力と温かさを頂いて大盛況のうちに開催させて頂く事が出来た。これもご参加、ご協力頂いた皆様のお陰だなと本当に感謝している次第である。そして改めて一日、肴町で音楽と触れ合う中で、音楽の素晴らしさ、音楽で街が華やかに彩られるというかそういう風景を目の当たりにして素直に感動を覚えた。

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